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ジャズドラムに挑戦 – スウィングジャズの名曲シング・シング・シングから始めてみる

昨年リズムファーストドラム教室はどんな人が習いに来てどんなレッスンをしているの?というBlogを掲載しましたが、その後も様々な方が習い始め、楽しみながら回を重ねる毎にみなさん上達されています。

このところ印象的なのは、吹奏楽でドラムを担当されている生徒さんです。
吹奏楽部に所属しドラムとパーカッションを練習している高校生の方。
社会人で吹奏楽サークルに参加されドラムを担当している方。
お二方ともとてもどんどん伸びていて私も嬉しいです。
Jazz drum 演奏の様子
吹奏楽で演奏される代表的な曲のひとつにSing Sing Singがあります。

初めてジャズドラムに挑戦する生徒さんにとって、とてもやりがいのあるSwing Jazzの名曲です。
こういう曲から入ると、その後いろいろなジャズ曲を演奏するための基礎ができていいですね。

・ジャズドラムのビートの基本である安定した2拍4拍のフットハイハットとその奏法
1拍3拍で踵を落とし、2拍4拍を足指の付け根部分でペダルを踏み安定したGrooveをフットハイハットだけで出せるようになるのが重要です。
すねが痛くなる方は、2拍4拍を足指の付け根部分でペダルを踏んでいる姿勢を楽にとり基本として、そこから1拍3拍で踵を落とすということを意識すると改善します。

・バスドラムの4つ打ちの安定した音色とペダルコントロール
ペダルのバネによるビーターの動きを感じながら踏むと安定した音色でペダルコントロールできます。
テニスボールをテーブルの上でドリブルするような感覚を足で行う要領です。
キックペダルの踏み方の詳細はドラム椅子の腰を痛めにくい高さや座り方とバスドラムのキックペダルの踏み方にあります。

・シンバルレガートの奏法とそのコツ
ジャズのシンバルレガートが上手くいかない、早くできない。という方に共通しているのは、全ての音を叩こうとしているという原因があります。
ジャズのシンバルレガートのコツは、スティックが自然に跳ね返る持ち方と腕の上げ下ろしのタイミングです。
① 4拍目から腕を下す(スティックを振り下ろす)
② 3音バウンドした時が1拍目でそこでスティックをすくい上げ腕を上げる
③ 2拍目から腕を下す(スティックを振り下ろす)
④ 3音バウンドした時が3拍目でそこでスティックをすくい上げ腕を上げる
この方法だとワンストロークで3音鳴らせるのでテンポが早くなっても楽にいい音でジャズのシンバルレガートが奏でられます。

・アクセントの叩き分け方
曲始まりからのフロアタムのフレーズでは、ノーアクセントとアクセントを叩き分けるのにストロークの基本である、タップストローク、アップストローク、ダウンストロークが必要で、楽しみながら練習できます。
こちらも力の抜き方、腕の上げ方、スティックの持ち方が重要になってきます。

どれも共通することは力が抜けている事です。
他の演奏楽器でも同じですが、ドラマーは体を動かして力を使って汗をかいているのではなく、フレーズを心を込めて歌い続けて汗をかいているのです。

Drums&Percussion 花岡英一
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